こんばんは!むりしないニートです。あと251日で農家になります。
開設して1週間。ブログって細胞固定みたいだな、と感じています。タマネギの根っこを染色するやつ。中三理科の細胞分裂で習う実験、覚えている大人の方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。
あれは生きてるタマネギの細胞を薬品で止めます。止められた細胞たちは分裂の途中だったり大きくなる途中だったりしっかり分裂が終わったところだったりします。
本当の細胞はもちろん常に動き続けているので、例えば染色体が出てきた瞬間みたいな分裂の途中に見えている細胞は、そのまま生きていればすぐに形を変えてしまいます。
教科書の写真に写った形のままであり続ける細胞はないはずなんです。でもその形であったということは事実として残るんですよね。
ブログも、書いた瞬間はそのときに本当に感じたり考えたりしたことを書いています。これを数ヶ月とか数年経って読み返したときに、もしかしたら自分でも理解できないことが書いてある可能性もあります。
でもその文章は、紛れもなく自分の思考の跡なんだよなあ、とまだ1週間なのに思いました。
思考なんて現在のものもきちんと掴めているかわからないので、せめて現在で掴めた一部分をこうして残していったら、面白いかもしれない。むしろ現在を文章に残しておけば、主観を外から見るってこともできるかもしれません。それがよそさまにとっての価値があるかどうかは別の話ですけれども。
自分で読みたいから書いてるよという予防線で自尊心を守りつつ、とはいえ誰かに読んでもらってる嬉しさは噛みしめたいのでぜひともまた読んでください!それではおやすみなさい!