むりしない農家(仮)のブログ

無理をしないことに決めた農家(仮)のブログです。

むりしないニートの三脚

こんばんは!むりしないニートです。あと176日で農家になります。

 

二人三脚って力弱まってないか。

2人が横並びになって隣り合わせの足首を紐でくくり、2人が3本の脚で走る競技、それがご存知二人三脚です。転じて、二者が協力してものごとを進めるたとえにも使われます。

 

ただよく考えてみると、いや考えるまでもなく、4本の脚で走った方が絶対速いですよね。何なら2人で走る距離も分担した方が疲れないし記録も伸びるでしょう。

でも例え話をする上司は「お前たち二人は短距離リレー形式で頑張っていけよ」とは言いません。架空の上司なのに、変な独自色出さなくていいから二人三脚って言えよと苛立ちさえ覚えます。

なぜ世間は二人三脚のことがこんなに好きなんでしょうか。

 

競技に立ち返って考えるに、「息を合わせる」というのが大きなポイントになると思われます。歩幅や走るリズムの異なる2人が息を合わせて前へ進む姿に人々は胸を打たれるんでしょうたぶん。

では息を合わせていると何が良いのか。相手への気遣いが目に見えるという点が一番なのかなと思います。

それぞれが普段の利己的な走り方をすると問題が生じ、相手に合わせる意識を持つことでその問題が解決するという環境が用意されるのが二人三脚という競技です。つまり前に進むことができているペアは、少なくともどちらか一方は相手のことを考えているというのが可視化されるわけです。

 

ということは、二人三脚を例えに出してくる上司が2人の部下に期待しているのは、直ちに結果を出すことではなく、互いを知り尊重することなんですね。尊重し合える最高のバディになったとき、本当の成果にたどり着けると信じているのでしょう。

いやでも、どれだけ二人三脚が上手くても1人の短距離の方がやっぱり速いよな。

 

今日の命題は解決しませんでした。解決法があれば教えてください。それではおやすみなさい!