こんばんは!むりしない農家(仮)です。
やっと落ち着いてブログに来ることができました。
前回投稿の翌日から弘前へ引っ越し、またバタバタと段ボールを開けたり棚を作ったりしていました。
そして一昨日から、研修先のRED APPLEでバイトとして使ってもらえることになりました。収穫が終わり出荷のみの時期なので、選果機から流れてくるりんごをひたすら箱詰めする仕事です。
研修、つまり社員として雇われるのは1月半ばからなので、その間の家賃を稼ぐことができます。ありがたいことです。
およそ一年ぶりに、誰かに雇われる身分になりました。
まだ二日間ですが、仕事は楽しいなと思っています。ただ、この「仕事が楽しい」という感覚には階層があるんじゃないかなと思いました。りんごを詰めながら。
一つは、作業自体に面白みを感じる、ゲーム的な楽しさです。
私はけっこうライン作業が好きです。単純作業ではあるんですが、だからこそ動線や人の配置のバランスというわかりやすい要素を動かすことで目に見えて作業効率が変わってくるのが面白いと感じます。
この楽しさは、単純に「できるから楽しい」という段階だと思います。パズルの模範解答を見つけたときの快感みたいなものです。
次に、仕事を任せられている誇らしさや責任感からくるワクワクみたいな楽しさです。
初めてバイトをしたときや、新卒の頃の気持ちに似ているかもしれません。もしくは、うちのばあちゃんが一生農家を続ける理由、つまり仕事が生きがい的な感覚です。
自分が必要とされている、やるべきことがあると感じることって基本的には人間を元気にしてくれると思っています。あまりに多くのやるべきことを押し付けられると元気なくなりますけど。
だからこれは、「すべきことがあるから楽しい」という段階です。
もう一つは、自分の元々やりたいことを仕事で実現できて充実感が得られる楽しさです。
就活で多用される「御社の企業理念に共感」が本当に起こっているならば、その会社で働くことでこのタイプの楽しさを感じられるはずです。うらやましい限りです。
社長業が面白くてやめられなくなるというのも近い感覚なのかなと思います。自分のやりたいことを形にして、それが社会に受け入れられた気持ちよさは何物にも代えがたいんだろうなと想像してます。あくまで想像です。早く体験してみたいです。
これが「やりたいことをやってるから楽しい」という段階で、ここが究極なんじゃないかと思っています。
最後の段階の楽しさを、自分だけでなくすべての働く人に農業で届けられたらいいのにな~というのが、私のやりたいことです。
久しぶりの更新なのでさらに遅筆でしたが、何とか今回はオチがつけられたでしょうか。読み返したらいつも通りとりとめのない話になってそうです。
今回はPCで書いてるのでこれまでと違うところがあるかどうかもう一回読んでみてください。それではおやすみなさい!