むりしない農家(仮)のブログ

無理をしないことに決めた農家(仮)のブログです。

もしもニートがドラッカーのマネジメントを読んだら【第1章】

こんばんは!むりしないニートです。あと220日で農家になります。

 

今日は、農家になりたいニートドラッカーの『マネジメント』を読んで感想文を書くシリーズです。

解説ブログではないので細かな用語などの説明はしない予定です。見識の浅さゆえ間違えていても申し訳ないので。

それでもいいぜという心の広い方はぜひ最後まで見届けていただければ幸いです!

 

『マネジメント』の目次

今回から本文に入っていくので、始めにゆるっと『マネジメント』の構成を整理しておきます。

私が読んでいるのは、ダイヤモンド社の『エッセンシャル版 マネジメント 基本と原則』(上田惇生編訳)です。

こちらは9章からなっていて、大きく3つのパートに分かれています。

目次がこんな感じです。

Part1 マネジメントの使命

 第1章 企業の成果

 第2章 公的機関の成果

 第3章 仕事と人間

 第4章 社会的責任

Part2 マネジメントの方法

 第5章 マネジャー

 第6章 マネジメントの技能

 第7章 マネジメントの組織

Part3 マネジメントの戦略

 第8章 トップマネジメント

 第9章 マネジメントの戦略

堅い。すでにマネジメントがゲシュタルト崩壊を起こしています。

ニートなりにこれを噛み砕いてみると、

 Part1:マネジメントは何をするのか

 Part2:どうやってマネジメントをするのか・基礎編

 Part3:どうやってマネジメントをするのか・応用編

なのかなあと思いました。

 

さらに章の中でも細かく見出しがついているのですが、ゆるっと感想文なのでとりあえず1章ごとに読んで書いていくことにします。

 

第1章 企業の成果

それではようやく本文です。

まず話はマネジメントの主戦場である企業についてから始まります。

 

企業の目的って何ですか?

なんとなく、利益をあげることかな〜みたいなイメージはあります。会社って利益出すためにやってるもんね、たぶん。

しかしドラッカーはそんなふにゃっとしたイメージを次のようにたしなめます。

利益は、個々の企業にとっても、社会にとっても必要である。しかしそれは企業や企業活動にとって、目的ではなく条件である。企業活動や企業の意思決定にとって、原因や理由や根拠ではなく、その妥当性の判断基準となるものである。

企業は利益を出すもの、というよりは、ちゃんと企業活動やってれば当然利益は出るでしょ、出ないならどっかおかしいはずだよってことですね。

 

じゃあ企業ってなんなんですか?企業は何を目的に生きていけばいいんですか?既に路頭に迷いそうです。ていうかニートなのでもう迷ってはいます。

企業は社会の機関であり、その目的は社会にある。企業の目的の定義は一つしかない。それは、顧客を創造することである。

企業とは何かを決めるのは顧客である。なぜなら顧客だけが、財やサービスに対する支払いの意志を持ち、経済資源を富に、モノを財貨に変えるからである。

出ましたね。ドラッカー先生の口癖です。 

もしドラご本家でも序盤から出てきた言葉、「顧客の創造」です。

創造といっても人体錬成するわけではなく、興味を持ってなかった人を、顧客=お金を払ってくれる人にするんですよね。

 

これは言ってみれば、誰の役に立ちたいかってことじゃないでしょうか。

例えば農家なら、野菜や果物や肉の欲しい人にそれを分けてあげるからお金がもらえます。分けてあげる食べ物の種類や量によってどんな農家になるかが決まってきます。

だから農家の顧客は、広義ではごはんを食べるすべての人です。その中から、自分の顧客は何をどれくらい食べる人なのか考えればその農家の目的が決まるということですよね。

うちで言うとスーパーで小ロットで野菜を買いたい人が今のところの顧客です。

 

ちょっと長くなる気がするので今日はここまでにします。本読みながら文字打つの難しい。

次回は1章の続きと2章をさらっとやりたいのでまた読んでください!それではおやすみなさい!