こんばんは!むりしないニートです。あと210日で農家になります。
今日はドラッカー感想文第7章前編です。まとめる能力に限界が来たので分けちゃいました。
今回は、組織についての話です。白状しますが、私は組織が苦手です。組織の中で働くことができないと思ったから会社を辞めたまであります。何ならこの章に入るのも少し憂鬱でした。
だけど苦手だからこそ、組織ってなんなんだってことをちゃんと知った方がいいんでしょうねたぶん。
そんなわけで理解が未熟な部分もありますが、温かい目で見守ってください。どうか。
第7章 マネジメントの組織
組織構造はおのずから進化していくものではないということである。組織のなかでおのずから進化していくものは、混乱、摩擦、まちがった成果だけである。
やっぱりそうなんだね!?!?と初見時に心で叫びました。
混乱や摩擦が起こるのは組織のあり方が間違ってるからじゃないの?とか息巻いていたこともありました。違う、そもそも組織ってのは混乱してきちゃうものなんだと言ってもらえたおかげでなんか気が楽になりました。
そんなすぐ混乱しちゃう組織をコントロールしようと、どこかで開発された「理想の組織構造」を当てはめるのは、さらなる間違いのもとだそうです。大事なのは、自らの組織に合う構造を見つけることだと言います。
理想の組織構造を見つけるために通る流れは、
- 戦略(「われわれの事業は何か」の答え)を決める
- 戦略が組織の基本活動を決める
- 基本活動が成果をあげる構造→理想の組織構造
という3ステップです。
1の戦略の部分は、本書でも散々言われてきました。ここでメインになっているのは、2の基本活動です。
うちの組織って何なんだ、何をするためにあるんだ、それはようやく決まった。じゃあ具体的にどんな活動に落とし込んでいけばいいの?という部分ですね。
必要なのは4つの分析です。また分析か〜しかも4つもか〜〜
でも思い出しましょう。私たちがたどり着きたいのは自分だけの理想の組織構造なんですよね。じゃあ誰かに聞いてもしょうがない、自分で自分の組織を分析して考えるしかないんです。自分の組織を愛しましょう。めんどくさいけど。
長い項なので、ざっくり端折ってご紹介します。
①活動分析
組織の基本活動、すなわち組織の重荷を担う部分を知りなさいということです。これが欠けたらうちは成り立たないよねという活動のことですね。
②貢献分析
組織にもいろんな活動があるけど、貢献の種類で分別しなさいよということです。ここでもさらに活動の種類が4つ出てくるんですけど頭おかしくなりそうなのでふんわり割愛します。
例えばマーケティングと退職金の管理とは、どっちも企業の活動のひとつだけど扱い方全然違うだろという話です。同じ貢献をする活動は、同一のマネジャーの下に置きなさいと言われています。
③決定分析
このへんから最高に意味わかんないです。
戦略の実行には意思決定が必要。その意思決定にも種類があるから、意思決定も分類しなさいということです。
影響を与える時間や人、考慮すべきべき信条、問題の起こる頻度とかで分類されるそうです。ニートの立場からするとそんなにたくさん意思決定しなきゃいけないマネジャーやばいなという感想です。
④関係分析
最終段階、活動と活動の関係を明らかにしなさいということです。
壮大すぎる。組織大変そうすぎる。
たぶんこれがあるから、私は組織に苦手意識を持っているんだと思います。自分はこの活動を進めたいだけなのに、何やら隣の部署やら総務やらとやり取りして根回ししてからじゃないと始められないという。ちょっと考えただけでテンション下がります。
でもこの関係があるのが組織の醍醐味であり、上手くやれば強みになるんでしょうね。
分類に次ぐ分類の回でした。
次回は組織構造の種類が主な内容になります。また分類かい。
分類マニアの方は次回をご期待ください!それではおやすみなさい!