むりしない農家(仮)のブログ

無理をしないことに決めた農家(仮)のブログです。

むりしない農家の作業日報 9/26

こんばんは!むりしない農家(仮)です。あと98日で農家になります。

 

栽培計画作りたい

(サブタイトルつけることにしました)

 

今日はがっつり収穫でした。ここへ来てナスの再興がすごいです。1日置いたのもありますが、最盛期とほぼ同じくらいとれて、肌も比較的きれいでした。

我が家の夏のエースはナスとネギの二枚看板でやってきました。ナスはスロースターターのぶん、後半バテずに頑張ってくれているのでありがたいです。

 

そしてネギの相場がずっと高いので、すっ…………ごく嬉しいです。ネギは収穫にも調整にも時間がかからず、畑にも置いておける(急いでとらなくてもいい)のでこんな都合のいい野菜があっていいのか?って感じです。

投手で言うなら先発でしっかり試合作れるレベルなのに毎日ブルペンで肩作っててくれてるみたいなやつです。チームに2-3人は欲しい。

 

今年の1月から冬、春、夏と畑の流れを見てきて、栽培計画を作ることは無理ではないと感じるようになりました。

これまではいわゆる少量多品目、いろんなものをちょこちょこ植えるスタイルでやっていました。春ころまでは少量多品目楽しいし、リスク分散もできていいのでは?とか考えていました。

でも初夏から夏にかけて、10品目以上の収穫調整に追われ19時すぎまで出荷準備をしながら「これは無理だ」と思いました。マルチタスクの極みで家族の使える時間全部使って、見えた天井が私一人分の賃金にやっとなるかならないか程度。

今の産直出荷という形態では、単価を劇的に上げることが難しいため頭打ち感がありました。そこで新たな販路を開拓するのも手だったのかもしれませんが、就農一年目のヒヨっ子には家族と取引先様とを同時に口説くガッツはありませんでした。

 

そうして朦朧としながら夏が過ぎ、ある程度季節ごとの単価が取れて収量もまとまっている作物がわかってきました。

今のところ考えているのは、一年中作付可能なネギを周年で植えておき、プラス1-2品目メインの作物を季節ごとに決めて作付けするスタイルがいいんじゃないかということです。

うちはゴリゴリの慣行栽培(農薬も化成肥料も適切に使う)なので、品目が増えるほどに消毒の手間がかかります。管理が煩雑になるのを防ぐにはメインを多くても3品目くらいにおさえたいなという感覚です。

とはいえ年中ネギに全振りできるほどギャンブラーでもないし、それじゃあ楽しさも半減だし、そんな大きい出荷先もないし、というところでの着地を探っていくのがこれからの課題です。

 

自分の中の方針は決まったので、整理して家族に伝えられるようまずはこれまでの栽培カレンダーをまとめていきます。

晩ごはん食べてから事務仕事しようとするとなかなか晩酌ができません。頑張って早く終わらせたいです。

晩酌できなかった日の作業日報がこちらです。

・  8:30-  9:00 ネギ収穫

・  9:00-11:00 ナス、ピーマン、ししとう収穫

・11:00-12:00 ナス調整

・13:00-14:00 ネギ調整

・14:00-14:30 出荷(1件)

・14:30-15:00 りんご巡回、玉回し

・16:00-17:30 雪菜間引き

すごく盛りだくさんに見えますね。細切れにいろんなことをしてました。

いよいよりんごの紅玉という品種が出荷始まりそうです。楽しみな方は明日も読みに来てください。それではおやすみなさい!